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「え~っ!?こんなんじゃダメでしょ~」大病院の医師でも迷う処方箋

今では血中濃度も安定し、目立った副作用も見られず何より発作を起こさない今のお薬は僕にとって最高のお薬となっています。でも

なぜ最初からこの薬を出してくれない?

なぜ最初からこのお薬を処方してくれなかったのだろうか・・・

そう思っている安定期の患者さんも多いことでしょう。「なぜ?」と言うならそれはですねぇ~

わからないから

それしかない。元々難しい病気ですし、患者さんの発作などのデータからある程度タイプを定めて投薬開始。ダメなら違う薬。そしてダメなら・・・

人体実験さながらだが、このようにして患者にふさわしい処方箋を見つけるしかない。

どうしても早く安定させたければ初見が正確なてんかん患者を多く扱っている医師に診察をお願いした方がいいんですが、元々“てんかんの専門医”なんてビックリするほど少ないので、

そういうお医者さんの診察を仰ぐのは普通に難しいです。

ベテランの医師なら過去に何例か扱った事のある医師の方もいるかもしれませんが、僕がお世話になった大病院の若い先生はだいぶご苦労されていたようでした(っていうか総合病院じゃ色んな患者が多過ぎて僕どころではなかったのかもしれません)

「エ~ッ!?こんなんじゃダメでしょう・・・」

私が事故後、救急車で運び込まれた病院は偶然にも私のてんかんの主治医のいる大病院でした。

携帯していた診察カードから私のカルテを見ていた同僚の神経内科医だか脳神経外科だかの医師が「エ~ッ!?こんなんじゃダメでしょう・・・」っと呟いていたそうです。(女房談)

その入院した日からガラリとクスリが変えられました。それが今でも飲用しているお薬です。

ちなみに通常てんかん薬は処方箋を変える場合

今までのお薬を徐々に減らしながら新しいお薬を徐々に増やしていくのが通例なんだそうです。

それを私のようにある日突然問答無用で変えるということは、ほかの医師達からすると、かなり的外れな処方箋だったのかな?っと思いました。

どんな処方箋だったのか?

てんかんの発作は大きく“全般型発作”と“部分型発作”に分けられるようで、その発作の種類により処方されるお薬が違うようです。

私を担当された医師は、全般型発作の“特効薬的な”お薬を処方されていました。

きっと僕を担当してくださったお医者様は、最初に僕から聞いた発作の時間帯(深夜)や発作時の反応(エビ反りしながらビックンビックンした)から“突発性全般型てんかん”と思ったんでしょうね。だから全般型てんかんで多く用いられるバルブロ酸Naを多用してました。

しかし部分型てんかんの可能性も考慮してでしょうか?カルママゼピンも処方してました。

しかし発作は週一ペースで起きました。

女房の方が詳しい?

バルブロ酸Naで成果が出ない中“イーケプラ”を使ってみたところ不思議と発作が止まった時期がありました。

しかしその後血中濃度を測定したところ“肝臓の数値が悪い”という事でイーケプラは止め、なぜかまたバルブロ酸Naを、今度は限界値に挑戦!っという感じで処方!この時女房が

「エッ!?バルブロ酸Naで止まらない発作がイーケプラで止まったってことは部分型発作かもしれないってことなんだから、部分型発作に特化したイーケプラ以外のお薬にすればいいのでは?」

っと、ど素人ながらに思ったそうです(笑)帰宅後女房は処方箋に不満タラタラでした。

そしてその後、祖母の13回忌の会食中(日中)親戚一堂の前で発作が起きて・・・

更にその二日後の早朝出勤途中に交通事故で救急車で主治医のいる病院へ。

病院側の体制にも疑問

僕がお世話になっていた病院は県内有数の大病院ですから、てっきり同じ科目の先生同士で、それぞれが受け持っている患者に関して時々意見交換などを行っているもんだと思ってました。

そうすることで担当医がどんな人であれ私達の受ける治療レベルにそれほど“差”が生じないはずだと思っていたんですが、同じ科目の先生同士で話し合うような事は全く無かったようです(事故後の他の医師の嘆きから察するにですが)

僕は投薬開始から8回発作を起こし、発作をコントロールできるまで3ヶ月程度かかりました。通常は治療が始まればコントロールできるようになるまでに起きる発作の回数は1~2回程度、大体1ヶ月程度でコントロールできるという記事を見たことがあるので、あまり早いコントロールではなかったと思います。

ちなみに一時は主治医が女房に「“難治”かもしれない」っと言ってたそうです(苦笑)

てんかんは可能な限り専門医が良い

てんかんって発作さえ起こさなきゃまるで普通の人が多いんですね。

ですからできる限り早く社会復帰できるかどうかは“自分の症状に合う薬(治療)と、見つけてくれる医師に出会えるかどうか”にかかっているんじゃないでしょうか。

「そんなの・・・無理」

なんて簡単にあきらめないでください。今のまま、今の会社で、今の暮らしを続けていくにはもうそれしかないんです。

よろしければ以前の記事:てんかんって判っても今の会社を辞めたくなければスグにやるべき事とは?も参照してください。

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