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よく「良いトランペット」「良くないトランペット」などということが話題になるようです。

ではどんな楽器が「良いトランペット」なのでしょう?

吹奏時に適度な抵抗感があり、音程がよく、よく鳴る楽器が「良いトランペット」なのでしょう。

悪い楽器はその反対になるわけです。

しかしそういう「良いトランペット」はそれほど多くは無いかもしれません。

楽器を選ぶ際は結局何に重きを置くかでしょう。

ほとんどの人は「よく鳴るトランペット」を選択すると思います。

ではプロの人達も「よく鳴るトランペット」を選ぶでしょうか?

私の知る限りでは決してそうではありませんでした。

プロの人達が最も気にするのは「音程」でした。

プロの人達にとって音程は永久不滅の課題だからです。

オーケストラにて大体いつも同じようなプログラムを演奏するだけであれば割合楽なお仕事でしょうけどフリーの演奏者の場合いつも違う面々にて聞いたことも無い楽曲、(その仕事のために作曲された曲)を「よ〜い、ドン」で演奏します。

その時、音程の悪い演奏者がいると非常に顰蹙を買います(笑)

実際プロの演奏者の方々は皆さんが考えるほど「モーリスアンドレ」のような方々はいません。(笑)

「エッ?このおじさん、本当にプロのトランペット奏者なの?」って感じの人も結構多いです。(笑)

でも現実のプロの世界で必要とされるのは、「当たり前のことが当たり前に出来る」ということなんです。

別に聴衆があっと驚くような技術や音量は必要ないわけです。

とはいえその「当たり前のこと」をいつでも100%「当たり前にやる」のはとても大変なことでもあります。

「音程」や「リズム感」においては大多数のフリーの演奏者の方のほうがモーリスアンドレよりも上かもしれません。(笑)

音程の悪いトランペットでも上手な人は瞬時に音程を合わせながら演奏できるかも知れません。

しかしトランペットにはそのバルブのポジションにおける「最も鳴るツボ」があります。

音程の悪いトランペットの場合、音程を合わせるためにあえてそのツボを外すことになります。

すると鳴る音と鳴らない音がそこに出現するのです。

しかし音程の良いトランペットはツボを外す必要ありませんから全ての音がよく鳴ります。

苦労しなくても音程がよければ他の事に集中できます。

聞いた話ですがある有名なスタジオミュージシャンのK氏は練習時、チューニングメーターをいつもそばに置いて練習するそうですが、K氏のクロマティックや音階練習においてチューニングメーターの針が大きく振れることは全くないそうです。


「抵抗感がある」「抵抗感が無い」はその演奏者の好みのようです。「BACH」はとても良いトランペットの一つですがポップミュージシャンの方々においてはそれほど多数派で無いようです。

ハイノートの多い演奏においてはその「抵抗感」が大きな負担になったりするようです。

「鳴るか鳴らないか」ということは実はあまり問題ではないようです。

実は上手な人はどんな楽器でも鳴るわけで・・・ただトランペットを選ぶ際に気をつけたいのは、新品のトランペットは見た目はいいのですが「チューニングスライドの加工が悪い」「管と管のロウ付けが上手くない」などの原因で、ある音程でのトランペットの鳴りが悪かったりトランペットのどこかが共鳴したりすることがあります。

しかしトランペットの内側は見えませんのでコレばかりは「鳴り」で確認するほかはありません。

たまに楽器店において新品だと50万円以上する楽器が20万円引きの30万円くらいで売ってたりする激安価格のトランペットがあったりしますがおそらくこの手合いではないかと思ってます。

安物には手を出さないのが無難だろうと思います。

いずれにしてもプロの方に選んでもらうか、それとも楽器店にてよく「・・・・さんが推奨」などと有名なプロの方の名前でタグを付けてるトランペットなどを買うのがいいでしょう。



雑感1:高価なトランペット?安価なトランペット

雑感2:名器

雑感3:バルブのこだわり

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