“跡取り”がいない!のはしょうが無いが問題はその後

子供がいなかったり、いても誰も実家に帰って来そうに無いためにこのままでは

お家断絶!

っていうトコは相当多いと思う。俺の叔母の場合、先妻を亡くした旦那さん(故人)と結婚した。旦那さんと先妻との間には3人の子供がいたが皆家を出ていた。

その後叔母と旦那さんとの間に子が無いまま旦那さんが癌に倒れ、亡くなる少し前に自分が死んだ後“財産争い”が起きないように田畑、山林、現金資産、有価証券などの名義を全て叔母の名義にし、公証役場も入れて遺言書も作成した。

その後ずっと田舎の屋敷に一人で暮らしてきたがだいぶ高齢になってきた。ある日叔母が近所の葬儀に出席した時に縁者の方から

「ところでHさん(叔母のこと)墓と仏はどうするつもりだね?」

っと聞かれた。叔母は返事に窮し「・・・・・・・」

その方は「まだ考えていないならIさん(死んだ旦那さんの妹)に入ってもらうってのはどうだね?」

っと言われたらしいがIさんは自分よりも少し年下なだけで、仮に自分が先に死んだとしても数年で今のように“この後どうする?”的な問題にIさんがぶつかるのは目に見えている。

また、Iさんには娘が一人いるがこの娘さんが少し頼りない感じなのでIさんに入ってもらうのは決して良策とは思えなかった。だいいちIさんが嫌がるだろう。

叔母はそういうコトを考えるのがイヤになり「アタシが死ねば後の人たちがどうにかするサ」っと思ったようですが、それに“異”を唱えたのがオレのお袋!

今の状態で叔母が死ねばその家の財産は全てオレの実家に来る!

っと言うコトらしい。つまり生き残っている者の家系に流れていく・・・・財産とはそういうものらしい。

去る者後を濁さず

まぁ仮に今叔母が亡くなったとしてもおふくろは“財産放棄”の手続きをするので無問題だとも言いながら叔母に2つの提案をした。先ず一つ目は

1度は一族で話し合う

どうにもならなそうな問題でもこれは叔母の問題ではなく“家”の問題なので、一度は親戚や本家、分家を交えて話し合った方が良い。結論が出ようと出まいとどちらでもいいから。

そういう話し合いを一度も持たずに叔母がこの世を去るようなことになればその家から巣立っていった子供たちや甥っ子姪っ子達、更には本家分家など、更にはオレの実家をも巻き込んで

今後どうするか?

っというコトになる。まぁ誰も相続する気がなければ叔母の家の財産は全て“国庫に帰する”のみだが、中には“現金資産”だけは欲しい!っという輩もいるだろう。

そうなってくると色々めんどくさくなる。何より

「あの人のせいでッ!」

っと死んだ後に悪態を突かれるのは縁者として忍びない。でも一度でも話し合いを持っておけば叔母だけのせいにはできないしその後の処理をするにも縁者同士の意思疎通がだいぶ楽になるかもしれない。

介護施設は鬼ではない

それともう一つは

俺ん家の近くの老人ホームに申し込んでおけ

“ドンッ!”っと一発で死ねればそれは非常に好都合かもしれないが人間というものなかなかそうはいかない。

寝たきりになってしまうかもしれない。しかし叔母には子供がいないし所詮“嫁”

叔母がどうにかなっても旦那側の親戚がどうにかしてくれるはずも無い。オレのお袋は叔母のそういう立場をよく理解しているが、もしそうなった時に叔母の元へ行くには距離的に遠すぎる。

だから叔母の実家でありオレの実家でもあるあの家の近くの老人ホームに申し込んでおけと言うのだ。

ちなみに老人ホームというところ。普段は「予約が一杯でいつ入所できるかどうか・・・・」などと言っているが実は“絶対に介護の手が必要!”っという人はスグに受け入れる余力をいつも持っている。

ではなぜその“余力”を隠すのか?っというと、その高齢者の面倒を看るべき人間を甘やかさせないためらしい。

親の面倒はできる限りその伴侶や子供が看るべきで、それができなくなった時の“最後の杖”が介護施設であるという認識らしいのだ。

叔母の場合夫も子供も居なく前妻との子供たちも遠くにおり滅多に顔を会わすことも無い。もし介護施設に申し込んであれば順番がどうであれ叔母に何かあった時

スグに入所できるだろう

そんなハナシをお袋から聞いた時俺は単純に

「お袋スゲー!」

って思ってしまったッ!(笑)やっぱり年長者の言うコトはしっかり聞いておかないと・・・・ね。

田舎の実家って

都市部に暮らしていて親の財産が家の土地建物と現金資産のみってコトならあまり問題は無いだろうが、田舎の場合それ以外に

  • 不動産
  • 仏壇
  • 代々の墓

などがあり、色々厄介なことがあったりする。もし田舎に実家があるなら、高齢になった親と一度そういうコトを話してみた方がいいかもしれない。

親は「そういうハナシをすると嫌がるだろうなぁ」っとしてアナタに話していないだけなのかもしれないから。

でもこうして考えると田舎の家ってすごくね?

代々、何十年も、いやそれ以上かも、何人もの先人がその家を守るために自分の一生をかけて守ってきた。

全てはこの後に続く末裔のために。その末裔が・・・・俺達!

だとするとその家のコトに目を背けるのって・・・・・

だいぶ罰当たりだね。

最後に

ココまで読んでくれた人にもきっと“実家”あるよね?どうすればいいか・・・・一緒に考えていきましょうね。ちなみに昔から

三人寄れば文殊の知恵

って言葉があるじゃないですか。一人で考えるよりも誰かと一緒に考えると“いい考え”が出るかもしれませんよ。

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