ボロボロのニョウボ|人はどう生きるべきか?夫婦の絆

玄関から“ガチャガチャ”っと音がする。ニョウボ様のご帰還のようだ。

リビングのドアを開けてニョウボが「ただいまぁ~」っと入ってきた。顔がその疲れを表している。

午前中にニョウボから「冷蔵庫のトマトときゅうりとレタス使っちゃってくださいね」というメッセージがあったので今日のメニューはそれらを使ったサラダとカレーライス

部屋に入ってくるなり「あぁ!?いいニオイ」

っと今日がカレーであることを察知したようだ。

食事が終わり、布団はムスメが敷いてくれたので俺はスグに風呂に入る。

風呂から上がるとニョウボが背中の辺りを健康器具で押しているので

「揉んでやろうか?」

っと言うと「え!?いいよぉ~」とか何とか言いながらこっちに背中を向ける(笑)

アイツの体を触るともうどこもかしこもガッチガチ!

その中で一点!激しく痛がる部分があるのでその辺を集中的に揉んでやる。

ひとしきり揉み終わった後ニョウボが腕を回しながら「あッ!何だかカル~い」っと喜んでいる。

傍目にはできの悪い女房

結婚当初は俺もそう思った。だが人はそれぞれ生まれ持った

“能力”

がある。元々能力の高い奴もいれば低いヤツもいる。でも俺的にいつも「大切だなぁ~」って思うのは

自分の能力を最大限使うこと

今のニョウボを他人が見れば「何?そのぐらいでヘバっているのよ!」って言う人もいるかもしれない。

でもオレにはニョウボ的に最大限がんばっているのがわかる。だから夕食支度や風呂掃除に床の準備などできる限り応援するし肩も揉む。

オレはニョウボに働いてお金を取ってきてもらいたくてニョウボを応援しているわけではない。

ニョウボが精一杯生きるためのお手伝いをしている。

そういう気持ちだ。オレの稼ぎがよければニョウボも働かないで済むのかもしれないが、精一杯生きていない奴が精一杯生きている奴の気持ちなどわかるはずもない。

だからアイツと暮らし始めてから10年はアイツと上手くいかなかった!アイツがただの“能書き屋”だと思っていたから。でも、今は違う

今は俺もアイツのいうコトを真摯に聞くし、アイツもオレのいうコトの意味がわかるようになった。

大変な暮らしの中で夫婦の絆が深まるとは・・・・

変なものだ

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